血は水よりも濃いというのは
強い絆を表すポジティブな意味合いがあるが
個人的にはネガティブな印象を持っている
先週末
第46回日本アカデミー賞最多受賞作品
「ある男」を鑑賞した
好きな俳優の安藤サクラさんをはじめ
錚々たる顔ぶれで気になっていた作品
本人が望まずとも
否が応でも現実を突きつけられて
他人からの評価と
内にいる自分とのギャップに苦しみ
過去に囚われ壊れそうになりながら必死に生きて
たどり着いた安らぎがあの場所で良かった
妻夫木さん演じる主人公も苦しんでたな
冒頭の絵画が印象的だった
最後に告げた名前が
森の奥に消えた彼の名だったらいいな
少々重いテーマだったが
こういう考える映画は大好きだ