Pulog

拙文こそ心の声よ

 

 

 

 

猫の好きなところ

鳴き声、身体の靭やかさ

ぷにぷにの肉球、ビー玉みたいな目

絵になる佇まい、気まぐれな性格

etc

 

猫の素っ気なさは心の底から無関心と見えて

其実アンテナを張り巡らせて

関心の有無を仕分けしている

飼い主の行動一つ心情や気分をも察して

甘えどころなのか放っておきどころなのか

わかってる節がある

空気を読んでいるともいうか

 

 

 

 

勝手な憶測ではあるが

猫と暮らす友人宅にお邪魔した時に

両者の関係を目の当たりにしてそう思った

思考しながら観察しているんだなと

中の人に対しては警戒心レベルMAXで

シャーシャー威嚇されて切なかったが

言わずもがなである

 

それから訪れるごとに持参した

チュールという貢物の効果からか

今やヘソ天を拝める立場にまで昇格

物で釣るという大人げない行為については

少々反省しているものの

仲良くなれて素直に嬉しい

 

そんな友人と猫の暮らしは

とても羨ましく感じられたのと同時に

大好きな犬と暮らすという

長年の夢を叶えるための励みにもなった

いつかその時が来たら

チュールを介してではなく

真の絆を結べるようになりたい